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三重の観光地、伊勢・鳥羽・志摩を巡るなら「まわりゃんせ」がめっちゃお得

伊勢・鳥羽・志摩には海・水族館・遊園地・伊勢神宮があるよ!

超お得な周遊切符「まわりゃんせ」を利用した旅行が予想以上に楽しかったのでお勧めします。

東海地方に住んでいる人には言わずもがなのことなのですが、三重県(特に伊勢・鳥羽・志摩)は海に関する観光資源に恵まれており、景色も良くてご飯も美味しい。

一度も行ったことがない人はかなり楽しめると思いますよ。

まわりゃんせとは

http://www.kintetsu.co.jp/ise_toba_shima/mawa/f_mawa.html

近鉄が発売している

  • 往復の特急列車代金
  • エリア内のバス・電車の運賃
  • 対象の観光施設の無料入場券

などすべてセットになった企画乗車券です。

揺れのない特急ですーっと現地まで行って、鳥羽・伊勢・志摩を拠点に色々な場所に足を伸ばせます。

無料で入場・入館できる施設は、水族館3ヶ所、遊園地1ヶ所(フリーパスポート付き!)、クルーズ2ヶ所などの計28ヶ所(全リストは公式サイトにて)。

4日間使えておとな9800円。

例えば名古屋から鳥羽まで往復で6060円、鳥羽水族館が2400円、1500円なので名古屋から日帰りで水族館と資料館を見て帰るだけでも元が取れる計算になります。

また名古屋から伊勢・鳥羽・志摩・観光をして大阪へ行くことも可能。

純粋にお得なことはもちろんのこと、旅先でかかる余計なお金が食費しかなくなり遊園地でフリーパスポートを使った時のように心置き無く楽しめることができます。

普通じゃ行かないようなマイナースポットもタダなら行ってみるかと足を延ばしやすく、行ってみたら案外楽しかったという発見も面白いです。

実際こんな所行ってきました

冬のことですが三泊四日の旅行に行ってきました。

長く滞在して、たくさんの施設を巡るほどお得です。

鳥羽水族館

三重県は鳥羽にある飼育種類数日本一を誇る水族館。

6年も何も食べないで生存していたダイオウグソクムシでも有名ですね。

漫才のような掛け合いで笑わせてくれるセイウチのショーと

アシカが楽器を演奏するショーが人気です。

ショーも楽しかったですが、かなり上の岩場から飼育員さんが餌を投げ、その餌を追ってアザラシが水面に飛び込む餌やりタイムが迫力があって楽しかったです。

伊勢神宮

三重に行ったらかかせないのがお伊勢参り。

鳥居をくぐり、宇治橋を渡り、神聖な空気の参道を歩いてお参りします。

なんとなく不遜かと思い境内の写真は撮りませんでした。

往復40分くらいかな。

本殿が見えないのは知らないで行くと、肩透かしをくらったような気持ちになるので注意が必要。

お参りが終わったらおかげ横丁を通って帰りましょう。

ソフトクリームや揚げ物を買ってそぞろ歩きます。

夏ならば赤福がやっているかき氷がお勧めです。

志摩スペイン村

スペインをテーマにした遊園地。

アトラクションは刺激の少ない物が多く、低年齢向け。

夏に行くとフラメンコショーが見られるけれど、冬はやっていないので少し時間を持て余す。

入口付近であるマスコットキャラクターたちのダンスショー。

小さな子どもも一緒に踊れて微笑ましい。

めっちゃ近くで見れる。

足をぶらぶらさせて乗るジェットコースターや、360度の立体映像が見られるアトラクションがお勧め。

近くの温泉施設、ひまわりの湯も無料で入れます。

賢島エスパーニャクルーズ

あご湾をくるっと周る観光クルーズ。

絶景というほどではないけれど、ぼんやり楽しめます。

座席は船というより喫茶店のような感じ。

途中で真珠モデル工場に寄港して、熟練の職員さんにより真珠の核入れ作業を見学します。

小さなナイフで切って、核をピンセットのような物で入れる作業は案外興味深い。

その後はお決まりの真珠アクセサリーの物販スペースで客引きされますが、ここで買うより鳥羽で買ったほうがいいかな。

合歓の郷 ホテル&リゾート

合歓の郷というリゾートホテルの施設を楽しめます。

入場料とパターゴルフとキャノンボール(海上のジェットコースター)が無料。

キャノンボールに乗ると潮風や飛んでくる飛沫で髪がかなり濡れるので施設内の露天風呂に入って帰るとすっきり。

ここが案外ダークホースでかなり楽しめました。

二見シーパラダイス

鳥羽から少し離れた所にある水族館。

電車とバスで行くには少し不便な所にあるがアットホームな雰囲気でお勧め。

今回は行っていませんが以前書いた記事があるので参考に。

http://travel-with-you.github.io/blog/2013/12/28/futami-seaparadise/

イルカ島

イルカとアシカのショーが見られる、観光島。

鳥羽からでる遊覧船にのって、入島します。

夏の観光シーズンはむちゃくちゃ混むのでお勧めできません。

安土桃山戦国時代村

安土桃山の戦国時代をテーマにしたテーマパーク。

ほとんど人手がかからない施設が多く、B級スポット好きでこの雰囲気が逆に好きだという人以外にはお勧めできません(僕は楽しめました)。

入口から漂うB級スポット臭。

ん?あれは?

猫とちょんまげが融合した、ニャンまげだー!!

客が来ないかと入口をじっと見つめるニャンまげさん。

近付くと肩を組んで記念撮影してくれました。

信長の居城安土城を再現したお城。

中は観光施設になっており、再現ジオラマを前にお兄さんが詳しい説明をしてくれました。

まわりゃんせの問題点

特急席の指定を受けるのが面倒くさい

往復の特急券の他に松阪〜賢島間の特急も無料なのが楽だし時間短縮もできて非常にありがたいのですが、いちいち窓口によって指定席を予約するのが面倒くさかったです。

かと言って普通列車に乗ると遅すぎるので、予約せざるをえない。

それだけで観光の目的を果たせるような、超弩級の観光施設はない

鳥羽水族館にしろ志摩スペイン村にしろ、それだけで楽しんで帰るには少し物足りなく感じてしまう観光施設です。

なので積極的に楽しむ気持ちや、数をこなすことが大事です。

逆に言えば「無料だから数をこなして楽しんでやろう」という心構えさえあればかなりお得で楽しい旅になると思います。

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